ふつおた73

○○さん、こんにちわ。

 

卒業式と言われて、一番印象に残っているのが、中学の頃の卒業式です。
 
中学の頃って、声変わりが始まって声は出にくいし、
思春期の真っ只中ですから、「合唱なんて恥ずかしくやってらんね~」って
男子は思っちゃうのですよ。
私も例に漏れず、そんな男子でした。
 
卒業式の合唱の練習も、特に気合を入れてやっていたわけでもなく、
いつも通り、軽く流す感じでやっていました。
 
そんな感じで本番を迎えたのですが、その時、私の体に異変が起こりました。
 
声が出るんです。
 
スムーズに声が出る!歌声が響く!すげー気持ちいい!
声変りが終わるって、こういうことか!?
なんて、一人で考えながら、歌い続けました。
終いには、隣のヤツと声の大きさを競い合うかのように声を出していました。
 
後にも先にも、あれほど歌ってて気持ちよかったことはありません。
でも、これがキッカケで私は歌の道を目指し・・・、
なんてこともありませんでしたが、歌うことが好きなれた思い出です。